[講日・地蔵盆]
8月21日(月)、講日に先立ち地蔵盆が1時30分より行われました。境内に祀られたお地蔵さまのお堂の前には日除けのテントが張られ、その周辺には信者さんの子供さんたちの名前が書かれた献灯の提灯がたくさん吊り下げられています。たくさんのお供え物が並べられた机を前にして、本山講師としてお迎えした古山昭顕上人と岩田上人によりお勤めが行われ、35℃を超える猛暑の中、皆さんでお焼香させてもらいました。
午後2時からは引き続き講日が行われ、泰玄院日久上人(片山英学上人)
の御報恩法要も併せて営まれました。法要後、古山上人はご法話の中でご自身がご法に入信された経緯をお話しされ、興味深く拝聴しました。また最後に、最近亡くなられた高齢の信者さんについて話をされ、棚経と講日というタイトなスケジュールの最中であったにも関わらず、奇跡的なタイミングでお寺でお葬式を上げることができたということです。この方は長年にわたり講日にお供養配りをされていた方で、日頃からの徳積みがいかに大切かを知ることができました。
かくして怒涛のごときお盆行事も無事終了し、ホット一息つく中、個人的に改めてご先祖さまへの感謝に思いをはせる今日この頃です。
通信員